日記のような週末記のような月末記のような…
らるじゅのリアル事情デス。
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キス。
甘く、切ない響です。 とはよく言ったものですが・・・ いろんなキスがありますよね。 恋人同士の情熱的なキスをはじめとして。 子供達のお遊び・・・もとい、たまに大人のそれよりも純粋なキス。 親子のキス。(わたしはそんな家庭には育ちませんでしたが、小さい頃は親子で行ってらっしゃいのキスとかもすることあるでしょう?) 友達同士のキス。(お遊びだったり、本当に感動したりした時とか。ああ、日本ではしないかもしれません。) 従属のキス。(これはちょっと内容言いかねますけど) さまざまな思いがそこにはある・・・のだと思います。 なんでこんな話を急にするのかって? 今日ね、キスされたんです。 ひさしぶりにどきどきしたよ。 ああ、リアルの話です。 わたしはリアルでもキス好きなので結構誰にでもしちゃうんですが。 意外とされるのはなれてなかったり。 どういうことかというとですね。 お出かけして、旧市街にいったんです。 モントリオールは昔の町並みをそのまま残している(といっても建物の中身はたいていお土産やさんとかですが)区域がありまして。英語だとオールドモントリオール、フランス語だとヴュモンレアルですね・・・ってそのままですけど。 まぁ、そこを歩いてたら、 護衛された人が(誰だか知らないけど)道の真ん中を歩いてたんです。シックな格好をしてる初老の人です。かっこよかったですよ。 背筋ぴんとしてるし、目線はやさしいのに物事を正しく見つめるそれというかなんというか・・・美化しすぎのような気もしますが。 あんまりこっちでも見かけないような格好なので、なんだなんだと結構人だかりもできてたわけです。 で、偶然・・・ 不意にその人が胸にさしてたハンカチを(なんて古典的)、 こともあろうかわたしの目の前で落としまして。 護衛さんたちの間をするっと抜けてわたしの目の前におちたんです。 なにげなくすっとひろって、落としたのに気づいた彼に渡したわけですが。(護衛さんにきっと睨まれました) 彼は受け取った後、後ろに薔薇でも咲きそうな笑顔を浮かべたんです。 顔があつくなるの感じてました。絶対真っ赤だった。 初恋の時のような感覚ですね。 で、彼はわたしに一言。 Zu vous remercie,madm'zelle. 鉛と(いい意味の鉛です。好きでない人もいるかもしれないけれど、わたしは好き。)ケベックでは使わないその言葉からフランスの南の人だなっていうのがわかったんですけど、そんなことを考えていたら・・・ きゃーーーーーーーーーーーーーー! そのまま彼はわたしの手をとって、かたひざを突いて、甲にキスしてくれました。わたしは、おもわずもう一方の手を頬に当てて(柄にも合わない・・・) Ah!........ で、絶句。 まわりからもざわめきが激しかったです(汗) そのまま彼はふっと笑って去っていきましたけど・・・ あ~、なんだか夢のお時間でしたね。 いや、ホントなんですよ・・・ いまだにこんなことがあるとは(というか自分におこるとは)思いもよりませんでした。 こんなキスをいただいた一日でした。 PR |
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